ビットコイン投資(11) ― BTCを売買する取引所の選び方①

やあ、ハカセじゃ。

ビットコイン(Bitcoin / BTC)など仮想通貨へ投資するにあたっては、とにもかくにも取引所の口座を開設しないと話にならん。

ということで今回は、仮想通貨の取引所に関する一般的な予備知識や、取引所選びのポイントについて説明していくことにしよう。

ビットコインと取引所

2018年4月現在、日本国内では16の仮想通貨取引所が金融庁に登録されており、投資家は無料で口座を開設することができる。口座が開設できたら銀行振込等で日本円を入金してやれば、いつでも簡単にビットコインを(アルトコインも)購入できるようになるぞ。

ビットコインを購入できるATM(通貨自動預払機)があることはご存知かな?
2018年4月の改正資金決済法の施行により無許可で設置しておるATMは法令違反となってしまったが、中には取引所と提携して稼働しておるATMもある。

このようなATMにおいては、ビットコインを日本円で購入したり、ビットコインを円に両替したりすることもできる。また、取引所と提携してATMから日本円を入出金できるサービスを検討している金融機関もある。

先々ビットコインATMの設置数が増えるかもしれんし、FX会社や証券会社、将来的には銀行でビットコインが購入できるようになる可能性もなくはないが、向こう当面は取引所で購入するというのがまだまだスタンダードで、お手軽といえようの。

自分が安心して売買できる取引所を選ぼう

それでは、たくさんの取引所の中から一体どこの取引所を選んだらいいのかー?

世のウェブサイトには広告紹介収入欲しさの(?)ある意味いい加減な説明も混じっておるからの、ここでは一般的ともいえるポイントを整理しておくことにしよう。

最重要ポイントといっても過言ではないのは、

  • 管理体制
  • 経営状態

…ズバリ、上の2点じゃ。

その意味では、「手数料が安いから」とか「アルトコインの種類が豊富だから」とか、もっとひどい場合には「いちばん有名だから」といったことを推奨理由の筆頭に挙げておる輩もしばしば見かけるが……ま、信用に値せんということじゃな。

管理体制

これまでにもさんざん説明してきたように、取引所からビットコインが盗難されるという深刻な事件が何度も発生しておる。

ちゃんとコールドウォレットで管理してハッキングリスクを回避するなどのセキュリティ体制が整っておるかどうか。

また、内部の人間が犯行に走らないような対策がしっかり取られておるかどうかといったあたりを確認しておきたいところじゃ。

経営状態

もうひとつ。万が一にも取引所が潰れて(破綻して)しまったような場合には、預けていた資金を失ってしまう危険性もあるゆえ、健全な経営状態にある会社かどうかも重要なポイントじゃな。

とはいえ、経営状態を確認するというのは一般人にはなかなか難しいことじゃが……それでも取引所の運営母体が上場企業の場合は、3ヶ月ごとに公表される決算資料によって財務状況を確認することができるぞ。

現在、上場または上場企業の子会社としてサービスを運営しているのは GMOコイン、BITPoint、フィスコ仮想通貨取引所(2018年10月、Zaifが事業譲渡を発表)の3箇所じゃ。そして、まだサービスこそ開始されていないものの仮想通貨取引所として金融庁に登録された事業者としては、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社と株式会社マネーパートナーズがそれに相当する(最大手や二番手の社名が出てこなかったことが、もしかすると諸君には意外に感じられたかもしれんの)。

決算資料が公表されていない場合は確認するのがなかなか難しいというのが正直なところじゃが、かといって何も調べないというのは大切な資金を預けるには不作為じゃ。後悔のなきよう、やはりクチコミ情報などにも相応に当たってチェックしておいたほうがいいじゃろう。