イーサリアムの基本(1) ― イーサリアム(Ethereum)とは?①

やあ、ハカセじゃ。

しばらく今回からは、ビットコイン(Bitcoin / BTC)に次ぐナンバー2仮想通貨といっても過言ではないイーサリアム(Ethereum / ETH)というメジャーなアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)について説明していくことにするぞ。

急激に存在感を高めたイーサリアム

仮想通貨といえば、まずはビットコインのことを思い浮かべる人がほとんどじゃないかと思うけれども、ビットコインを凌駕する機能を有しており、とりわけ2017年から急激にその存在感を高めてきたのが「イーサリアム(Ethereum / ETH)」という仮想通貨じゃ。

リップル(Ripple / XRP)に抜かれるときもあったが、大抵の場合イーサリアムの時価総額はビットコインに次ぐ規模となっており、ビットコインとイーサリアムを合わせた時価総額は仮想通貨全体の約七割を占めておる。多いときには1日あたりの取引量で上回ったこともあったほどじゃ。

そんなイーサリアムが取引されるようになったのは2015年、当初の市場価格は1イーサリアム(ETH)あたり約300円じゃった。

2017年初頭に943円だった価格は同年5月には何と1万円を突破。さらに同年12月には5万円台で推移、2018年1月の最高時には何と約16万円に達したことさえあったほどじゃ。当初の価格から軽く100倍以上になったわけじゃから、イーサリアムの勢いの凄まじさが今さらながらに分かるといえようの。

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イーサリアム価格高騰の背景

これほどまでに価格が高騰した背景には、大企業によるイーサリアム利用が増えて需要が高まったことや、2017年4月に日本において改正資金決済法(いわゆる仮想通貨法)が施行されたことで仮想通貨へ投資する人が急激に増えたということもあげられよう。

2017年は仮想通貨バブルという言葉もよく聞こえてきておったが、仮想通貨市場全体に価格調整が入った後もイーサリアムはいち早く価格回復しておったし、期待の高さと安定した強さがあることを証明したともいえるの。

詳しい説明はまたの機会に譲るが、技術的にも向上しつづけておるから、順当にいけばビジネスの場でもイーサリアムを活用したプロジェクトなどに触れる機会が今後も増え続けていくと考えられるの。需要が増えることに比例して、その価値もますます高まっていきそうじゃ。

きちんとイーサリアムのことを知って投資しよう

中長期的にみて、現在の仮想通貨市場は大いなる成長段階にあるとワシは思っておる。2017年、ご存知のようにビットコインは大きく価格を上げたわけじゃが、投資で利益を得た人も決して少なくはなかったじゃろう。

多くの人が値上がりを実感できたことによってナンバー2仮想通貨のイーサリアムへと目が向いた人もたくさんおったろうし、成功体験を味わうことで違う仮想通貨を買ってみたいと考える契機になった人々もきっと多かったんじゃないかの。

そうなると、「買いが買いを呼んで価格が上昇する」という好循環も発生しやすくなる。しかしながら、やはり評判だけで投資の意思決定をするのは決して好ましいこととはいえん。

仮想通貨は、ブロックチェーンという画期的な革新技術によって中央管理機能を必要とせず、しかも低コストで機動的に事業を遂行できるなどの本質的長所を有しておる。

同時に、そういった優れた機能と性質が投資価値にも繋がっておる。その基本事実を踏まえ、イーサリアムにはどのような特徴があって、どういった目的で使用されるのか? それをきちんと理解したうえで投資することが大切じゃ。

いまや仮想通貨には2,000以上もの種類があると言われており、ぶっちゃけ正直なところ玉石混交(否、むしろ石ころだらけ)といっても差し支えないなかで、「何だか価格が上がりそうな気がするから、とりあえず買ってみようか」ということでは大きく判断を誤る危険性があるぞ。

実際に価値あるものが使用されて社会に普及し、全世界に浸透していくのは素晴らしいことじゃし、自然なことでもある。そしてその浸透は、より多くの人々がその価値を知ることから始まるといってもいいじゃろう。

であるからこそ諸君には、イーサリアムの素晴らしさ、そして弱点もきちんと認識したうえで、上手に付き合っていってほしいと願っておるんじゃよ。