イーサリアムの基本(3) ― イーサリアム(Ethereum)とは?③

やあ、ハカセじゃ。

今回もイーサリアム(Ethereum / ETH)の基本について説明をしていくことにしよう。

イーサリアムはビットコインの次に注目されてきた仮想通貨

「仮想通貨といえばビットコイン」と思っている人がほとんどじゃろうが、イーサリアムはビットコインに次いで長らく時価総額2位のポジションを維持してきたアルトコインなんじゃ。

2018年9月にリップルへ2位の座を譲ったまま現在(同年12月)に至っておるが、イメージ的にはイーサリアムがナンバー2という人もまだまだ多いんじゃないかの。ビットコインとイーサリアムの両者で、仮想通貨全体の時価総額の約7割以上を占めた時期が長らく続いておったぞ。

仮想通貨は、特に日本では「仮想」という言葉が使われておるためか、「現実ではない」「空想世界の通貨」といったイメージも下手をすると抱かれがちじゃが、日本円や米国ドルなどの法定通貨(フィアット通貨)と同じように決済や送金に使用できるということはこれまでさんざん述べてきたとおりじゃ。

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もう仮想通貨は国から正式に認められた存在

2017年4月、日本においては世界に先駈けてに改正資金決済法(いわゆる仮想通貨法)が施行され、正式な支払手段として法的にも容認されたことは諸君も知っておろうの。

同法においては「仮想通貨もその他の通貨と同等の財産的な価値を有する」とされており、仮想通貨を「日本円や電子マネーには該当しない、インターネットを通じてやり取りできる通貨(データ)」と定義しておる。

最近では「クリプトアセット(暗号資産)」という呼称も出てきておるの(日本国としては、将来的にこの呼び方でいきたいようじゃが)。

仮想通貨の種類は2,000以上にも

ビットコインはじめとする仮想通貨は、2,000種類以上も存在しておる(2018年12月現在)。なにゆえそれほど多くの仮想通貨が生まれたんじゃろうか。

仮想通貨の業界において、ビットコインはいわば基軸通貨(法定通貨における米国ドルのようなもの)のような存在じゃ。

ビットコインがあらゆる仮想通貨のルーツであると同時に基礎ともなっており、ビットコイン以降に誕生した数多の仮想通貨たちは、ビットコインの技術にさらなる新しい技術を加え、より一層に新たな価値を創造しておる。言ってみれば、差別化を狙った仮想通貨が雨後の竹の子のように続々と誕生してきたというわけじゃ。

イーサリアムはビットコインの正統進化形?

仮に名前だけ変えてビットコインと全く同じ仕組みのクローンコインを作ったとしても、先行者たるビットコインには絶対に勝てるはずがないし、そんなものにはもちろん存在意義もない。

さすれば、誤解を恐れずにいうと仮想通貨の世界にあっても業界1位のビットコインに対抗(もしくは共存)するため、新通貨はさまざまな特徴を付加させているということじゃな(もちろん他にも理由はある)。

イーサリアムに話を戻すと、ビットコインの主たる用途である決済に、まさにそのさまざまな機能を付加した仮想通貨というのがイーサリアムじゃよ。素直にビットコインの正統進化系と捉えてもいいじゃろう。

前述したように、時価総額は長らくビットコインに次いで2位じゃったが、将来的にビットコインを凌ぐ可能性をもっていると主張する人々さえ多数おるほどなんじゃよ。

次回以降は、どうしてイーサリアムに対してそれほどまでに期待している人が多いのか? その具体的理由について探っていくことにしよう。