イーサリアムの基本(8) ― スマートコントラクトとは?④

やあ、ハカセじゃ。

前回はイーサリアムスマートコントラクトを利用した保険について説明したが、同じくスマートコントラクトを利用した寄付について今回は説明していくことにしよう。

イーサリアムのスマートコントラクトは寄付への応用も

イーサリアムのスマートコントラクトが利用される可能性は、もちろん保険ジャンルだけにとどまらんぞ。

UNICEF(ユニセフ)関連の UNICEF Ventures は、イーサリアムのスマートコントラクトを活用して資金移動に関する実験をおこなうことを既に発表しておる。

そもそもの話じゃが、寄付というものに常につきまとうネガティブな懸念として、自分の寄付したおカネが実際どのように使用されているのか不透明という問題がある。この点、ユニセフのウォレットアドレスは公開されておるわけじゃから、あらゆる活動を世界中の誰からも確認することができるわけじゃ。

まぁ、スマートコントラクトに関係なく、まさかユニセフが不正流用などせんじゃろうけれども、ユニセフが世界に範となる格好の実例を示してくれることで、一般の組織においても透明性の高い運用が期待できそうじゃの。

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仮想通貨は少額寄付と好相性

仮想通貨は1円単位の非常に少額から寄付をすることができるうえに送金コストも安いため、もともと寄付という行為とはとても相性がいい。

国境がないから海外プロジェクトへの寄付も簡単にできる。金融機関への振込やクレジットカードなどを利用して寄付するのと比べたら、スピード面やコスト面で圧倒的に優位なわけじゃ。日本国内でも、大手の仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」などがビットコインでの寄付サービスを提供しておるぞ。

ただ、米国などと違って、残念ながら日本にではそもそも寄付の文化がまるで根付いていないということもあってか、仮想通貨を利用した寄付の話はあまり見聞きしないのう。

しかし、ユニセフのような先進的組織がこういった寄付に積極的に取り組んでくれていることからも、仮想通貨を利用した寄付が世界的に広く普及し浸透していってくれることを個人的には切に願っておる次第じゃ。