イーサリアムの基本(12) ― イーサリアム(ETH)の価格推移①

やあ、ハカセじゃ。

今後の価格に関する予測の参考へと資する意味でも、イーサリアムEthereum / ETH)がATH(All Time High の略で、過去最高値のこと)を記録した2017年までの値動き価格推移について、今回は振り返っていくことにしよう。

イーサリアム、2017年に至るまでの値動き

イーサリアムの時価総額は2017年12月に5兆円を超え、ビットコインに次ぐ2番手のポジションを名実ともに不動のものとし、ビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)の総称であるアルトコインを代表する存在になった。以下、ここまでの値動きについて振り返っていくことにしよう。

仮想通貨の取引所においてイーサリアムの売買ができるようになったのは、それほど昔からではなくて、実際には2015年からのことじゃ。

当初、市場価格は 1ETHあたり約300円じゃった。その後も、かなり長いあいだ特に目立った上昇を見せることもなく比較的軟調な価格推移じゃったが、Homesteadホームステッド)へのアップデートが契機となって約1,500円にまで大きく上昇した。このアップデートによってプラットフォームとしての利用が進むと見られたことが高騰の大きな要因といえるじゃろう。

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イーサリアムが2017年に高騰した理由

その次にイーサリアムが高騰したのは、俗に“仮想通貨元年”とも呼ばれる2017年に入ってからのことじゃ。

同年1月1日におけるイーサリアムの価格は900円台の前半じゃったが、3月には2,000円を突破して軽々とATH(過去最高値)を更新すると、4月になって一気に5,000円まで上昇、5月には1万円を突破し、6月には何と5万円に迫る勢いで大きな高騰を見せた。

当初価格に比べると100倍以上、2017年だけでも上半期だけで約50倍の価格上昇を記録したことになる。同時期比較するとビットコインはおよそ3倍程度じゃったので、このときのイーサリアムの勢いの凄まじさが分かるといえようの。

これほどまでに価格が高騰を見せた背景としては、イーサリアムのブロックチェーンを利用したICOの急激な増加によって、各ICOに参加するためのイーサリアム(投資参加の支払用通貨としてのETH)の需要が爆発的に生じたこと、また大手企業などによるイーサリアム利用が増加したことなどがあげられるじゃろう。

この時期は本当に数多くのプロジェクトが発足し、わずか数秒で数億円を調達するなどの出来事さえ珍しくなかった。このようなトークンを獲得するためにはイーサリアム(投資参加の支払用通貨としてのETH)が必要になってくるため、必然的にイーサリアムを求める需要が高まり、価格も高騰したというわけじゃな。

次回は、イーサリアムが2017年に高騰した理由の続きについて、さらに説明をしていくぞい。