初心者でも失敗しない仮想通貨/ビットコイン(BTC)投資方法とは⑩

やあ、ハカセじゃ。

前回は、資金管理の重要性、そしてリスクとリワードについて述べたが、今回はその続きじゃ。

リスクとリワードの例

リスク / リワードの考え⽅の例として、ワシが友人に対して伝えたアドバイスを以下に引用しておくので参考にしてみてほしい。

友人からの相談は、某仮想通貨の価格が440米ドル前後だったとき「買い増し(※追加で買うこと)すべきかどうか?」という内容じゃった。以下はそれに対するワシの回答じゃ。

おたずねの件じゃが、上がるか下がるかの話でいえば、まだ上がる可能性が高いとは思うけれども、そのことよりも「リスク / リワード」比=「1:2」以上が期待できるかどうか」を判断の基準にしたほうがいいと思う。

まず440ドルで買って、損切りラインをサポートラインのある360ドルに設定する場合、損切りが実行されたとして最⼤損失は80ドルになる。

それに対して、上値のメドとして、ターゲット(いわゆる⽬標のこと)を600ドルとするならば損失80ドルで利益160ドルなのでリスク / リワードは「1:2」、ターゲットを1,000ドルとするならば損失80ドルで利益560ドルなのでリスク / リワードは「1:7」、になるな。

よって、利確ターゲットを1,000ドルにするならば今すぐ買ってしまってもいいと思うけれども、ターゲットを600ドルにするならばもう少し様⼦を⾒て安くなったら買ってもいいかもしれんの。

サポートライン、上値メドの算出⽅法……等々はテクニカル分析に関わるものであって、今は何のことだか意味不明でも構わんから、そのあたりは追い追い勉強して覚えていってくれれたらそれでよい。そんなことよりも、ここでの話の最重要ポイントは「利確の価格よりも先に、損切りの価格を決めている」ということじゃ。

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利確よりも先に損切り

建値(注⽂価格)と損切り価格までの距離を先に決めるからこそ、リスク / リワードをもとに利確価格を決めることができるし、どれだけのロットを張るかという資⾦量も決めることができる。逆に、こういった資⾦管理のルールが存在していなければ、いくら投⼊していいかも分からないし、いつ損切りしていいかも分からないし、いつ利確していいかもわからないし……と、分からないことずくめのはずじゃ。

そのような規律のない状態ではパフォーマンスを安定させることなどできるはずもなく、その結果、銘柄選びやエントリーパターンへの執着を⽣むことに繋がる。投資の初⼼者は「いくら稼ぎたい」というリターンのほうばかり考えがちじゃが、そこでいう「いくら」というのは単に本⼈の願望から導かれる⾦額にすぎず、そんな個⼈的都合は相場自体には⼀切無関係な話じゃろう。

つまり、「どれだけのリスクを許容できるのか」を考えていない取引はもはや投資ですらなく、単なるギャンブルをしているのと同じなのであって、実は投資家としてのスタートラインにさえ⽴てていない状態といっても過言ではないわけじゃ。

損失の許容量こそ先決

もしかすると、リスク / リワードに関しても投資を実践するなかでどのようにしていったらいいのか、まだあまりピンときておらんかもしれんの。

しかし、分からないことはこれから勉強していけば構わんから、まずは「⾃分が⼀定の確率で〝必ず〟負けるのだ」という現実を受け容れ、そして負けるときに「どれだけの損失を許容するか」のほうこそ先に決めるのだ、ということを深く⼼に刻み込んでほしいんじゃよ。

「常にリスクを許容する」ということの意味を理解し意識しているかどうかということだけでも、今後の投資⼈⽣における成⻑率および成功率は劇的に変化していくことになるからの。