ビットコイン投資(7) ― BTCの証拠金取引とは①

やあ、ハカセじゃ。

今回はビットコイン(Bitcoin / BTC)の証拠金取引の基本について説明していくことにしよう。

証拠金取引だったら少ない資金でも大きな投資が可能

以前にも説明したように、ビットコインは小さな金額、たとえば数百円からでも売買が可能じゃ。もちろん投資する額が小さければ得られるリターンも限定的なわけじゃが、「証拠金取引」という手法を用いて投資することによってリターンを大きくすることも可能じゃ。「証拠金取引」とは一定額の証拠金を担保にしてビットコインを取引する、というものじゃ。

手持ち資金の何倍で取引するか、その倍率を「レバレッジ」という(「レバレッジ」とは日本語で「梃子・てこ」の意味じゃ)。たとえば手持ち資金が10万円でレバレッジ10倍の場合、10万円を証拠金にして100万円までの取引が可能じゃ。

たとえば、太郎さんは10万円を通常の取引(「現物取引」という)で、花子さんは10万円を証拠金にしてレバレッジ10倍で証拠金取引したとしよう。2人がビットコインを買ったあとで10%値上がりしたと仮定すると、太郎さんは10万円×10%で1万円のリターンじゃが、花子さんは100万円分のビットコインを買っているので、100万円×10%でリターンは10万円となる。証拠金取引によって投資額が多くなっている分、期待できるリターンも大きくなる、というわけじゃ。

ただし、期待できるリターンが大きければ、同時にそのぶんリスクも大きくなる。
先ほどのケースで、逆にビットコイン価格が10%値下がりしたと仮定すると、太郎さんは10万円×10%で1万円の損失じゃが、花子さんは100万円×10%で10万円の損失を負うことになる。

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証拠金とロスカット

証拠金取引をおこなうためには、文字どおり「証拠金」を取引所に入れることが必要じゃ。ビットコインの価格が下がって損失が発生した場合には、この証拠金で清算することになる。

たとえば証拠金10万円で証拠金取引し、2万円の損失が出ている状態で諦めて売るとした場合、証拠金10万円から2万円が差し引かれる。

それでは、もしも10万円(すなわち証拠金の全額分)損している状態になったならば……?

この場合、取引所が強制的に決済、つまり強制的にビットコインは売却される。
売却することで10万円の損失が確定し、その10万円は証拠金から差し引かれる。
これは「ロスカット」という決まり・仕組みで、損失をそれ以上拡大させないためのものじゃ。

このロスカット、実際に証拠金取引をおこなうにあたっては切っても切り離せないほどの重要事項であり、しかも投資結果にとどまらず投資家のリアルな人生をも大きく左右しかねないほどの重大事でもあるから、いまこれを読んでいる諸君におかれては、ゆめゆめ軽視することのなきよう十分に留意してほしい。