ビットコイン投資(8) ― BTCの証拠金取引とは②

やあ、ハカセじゃ。

前回に続いて、ビットコイン(Bitcoin / BTC)の証拠金取引に関する基本を今回も説明していくことにしよう。

証拠金とロスカット

前回、強制的に決済される「ロスカット」という極めて重大な決まりごとがあるということを説明したけれども、憶えてくれておるかの?

相場が急激に大きく変動した場合には、ロスカットをしても証拠金の額を上回る損失が生じることがある。その場合は、不足した分を清算しなければならん。

取引所によっては、証拠金の一定の水準まで損失が膨らんだ場合はロスカットするというところもあり、細かな運用ルールは取引所によって異なっておる。

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追い証(おいしょう)

ちなみに、株式投資などでも証拠金取引が可能じゃが、証券会社によっては含み損の分を証拠金から差し引き、証拠金の残額が一定の水準を下回ったら追加証拠金(一般に「追証」と呼ばれる。〝おいしょう〟と読む)を払わなければならない例もある。

もちろん取引を継続していたら価格が上昇して損を取り戻せる可能性もあるが、思いのほか値下がりが続いてますます損失が膨らんでいくということも考えられる。

追証が必要になった段階で手仕舞い(取引の終了)を検討するのも非常に重要なことじゃ。

レバレッジが大きいほどハイリスク・ハイリターン

レバレッジの大きさは取引所によって異なり、いくつかの倍率から選べるのが一般的じゃ。倍率が大きいほど、ハイリスク・ハイリターンになるから、どの程度までリスクを許容できるかを考え、慎重に投資する必要がある。

証拠金取引は非常にハイリスク・ハイリターンじゃから、投資の初心者には決してオススメすることはできん。基本的には現物投資のみをおこなって証拠金取引はやらない、もしくは投資を基礎からしっかり勉強して売買自体にも相当に慣れてきてから初めて証拠金取引を検討する……ぐらいで個人的にはちょうどいいぐらいと思っておる(迂闊に手を出してしまい、相場から退場させられた人間を数えきれないほど見てきておるからの…)。

値下がりするときにもリターンのチャンス

「価格が上がったところで売ってリターンを得る」というのが一般的な投資方法であるわけじゃが、逆に値下がりする局面でリターンを得るという方法もある。一般的に「売りから入る」などといわれる投資手法(ショートと呼ばれる)じゃ。売りから入るとは、「買ったものを売る」のではなく、「まずは売って、あとから買う」というものじゃ。

たとえば、1BTC=200万円のときにビットコインを売り、190万円に下がったときに買えば10万円儲かる…ということになる。ビットコイン価格が値下がりすることで、リターンが生じるわけじゃな。

売りから入る場合にも、「証拠金」が必要じゃ。また、ビットコインの価格が一定の水準を超えるなど含み損が膨らんだ場合にはロスカットになることもある。

証拠金取引をしている間は取引所の定めるコストが必要な場合もある。多くの取引所では証拠金取引ができてレバレッジを掛けることもできるようになっておるが(しきりに宣伝もなされておるが)、レバレッジが大きければ大きいほどリスクも大きくなるから、その点はくれぐれもご注意されたしじゃ。